安青錦の大関陥落が決定、師匠「来場所は優勝を目指す」場所前に左足首負傷で休場、途中出場を断念
「大相撲夏場所・6日目」(15日、両国国技館)
左足首を痛めて初日から休場していたかど番の大関安青錦(22)=安治川=が全休し、7月の名古屋場所で大関から関脇に陥落することが決まった。師匠の安治川親方(元関脇安美錦)が「休場を決めた。無理はさせられない」と語った。
安青錦は1月の初場所で新大関優勝を決め、双葉山以来89年ぶりとなる新関脇場所に続く2場所連続優勝を達成。今年春場所は綱とりに挑んだが、左足小指を骨折し、7勝8敗で入門以来初めて負け越した。
春巡業を途中離脱し、場所前に相撲を取る稽古を再開していたが左足首を負傷。「左足関節捻挫、左足関節外側靱帯損傷」の診断書を提出し、初の休場となっていた。
途中出場を目指す方針を掲げてきたが安治川親方は「安青錦の相撲が取れる体ができるように。私が決めました」と決断。決断を伝えられた安青錦は「分かりました」と応じたという。規定で名古屋場所で10勝すれば大関に復帰できる。親方は「来場所は10勝ではなく優勝を目指す。そのために休むのだから」と語った。
場所後の大山親方(元小結北勝富士)、桐山親方(元関脇宝富士)の引退相撲、6月のパリ公演は参加の方針。大関在位3場所は名寄岩、三重ノ海に並び、在位2場所(五ツ島、武双山、貴景勝)に次ぐ最短陥落となる。なお、武双山、貴景勝、三重ノ海は関脇に陥落した場所で10勝以上を挙げて大関に復帰している。
