炎鵬が初日から5連勝「まさかです」脊髄損傷大けがから十両復帰場所で存在感
「大相撲夏場所・5日目」(14日、両国国技館)
脊髄損傷の大けがから十両に復帰した炎鵬(伊勢ケ浜)が、玉正鳳(片男波)を押し出しで破った。初日から5連勝は、21年春場所以来5年ぶり。「(5連勝)あるんですか」と目を丸くして一瞬笑顔をのぞかせたが、すぐに「あまり気にせずに、明日から一日一日でまた頑張りたい」と気を引き締めた。
引く相手に対してどんどん前進し、押し出した。最後は自分が前のめりに倒れる形だったが、「相手の足が出ているのが見えた。勝ったな」と勝利を確信。「下がるのが一番よくない。攻める気持ちで行きました」と足を前に出し続けた。
5連勝には「いや~まさかです」と驚きを隠さず。「一日一番で力を出し切れている」と続けた。中盤戦に向けては「先のことはどうなるか分からない。まずは明日」と足元を見つけた。
炎鵬は、十両だった2023年夏場所の9日目に首を痛め、脊髄損傷の重傷を負った。約2週間ほぼ寝たきりの状態を過ごすなど、苦しいリハビリ生活を乗り越え、24年名古屋場所で復帰。序ノ口から再出発し、今場所で十両に復帰した。
