パリ五輪銀メダル村尾三四郎 14年ぶり90キロ級で無差別Vへ闘志「投げて勝つ」新井道大は東海大先輩「たたきのめす」

 体重無差別で争う柔道男子の全日本選手権は、26日に日本武道館で開幕する。前日の25日は都内の講道館で会見が行われ、前回優勝の香川大吾(ALSOK)、24年パリ五輪90キロ級銀メダルの村尾三四郎(JESエレベーター)、25年世界選手権100キロ級銀メダルの新井道大(東海大)の3選手が出席し、抱負を語った。

 高校3年以来8年ぶりの出場となる村尾は「全日本は憧れで、取りたいタイトルの1つ。28年ロス五輪(金メダル)を目指しているけど、それでも全日本は勝ちたいと思わせてくれる大会」と気合を込めた。90キロ級での優勝なら、2012年大会を制した加藤博剛以来14年ぶりで、その前なら1972年大会Vの関根忍(中量級)以来と、54年もさかのぼる偉業となる。昨年11月のグランドスラム東京を制して世界選手権(10月、バクー)に内定してからは、対重量級を見据えて稽古してきたと明かし、「自力が付いてきた。対重量級が続くので、ポイントはいかに消耗しないか。投げて勝つ、一本を取ることが重要。初戦から大事にやっていきたい」と目をぎらつかせた。

 3年ぶりに出場する新井は「言い方は悪いかもしれないけど、たたきのめしにく」と、会見に出席した2人の大学の先輩に宣戦布告した。全日本選手権は小学5年時に初めてテレビで観戦し、父から「お前が出れたらすごいな」と言われてきた憧れの舞台。足持ちなどのルール対策も入念に行ってきており、「最終的な目標は柔道3冠。優勝を目指していきたい。柔道を始めた頃からの2本もってしっかり投げる柔道、そこを全て出し切るところを見てほしい」と力を込めた。

 前回優勝の香川は「人生で1回あるかないかの連覇への挑戦を楽しみたい」と自然体で語った。1月に左足親指を開放性脱臼する大けがを負い、3月の選抜体重別選手権は欠場したが「この大会に向けて準備してきた」と、王者として大舞台に照準を合わせてきた。「今年で30歳になるの練り上げてきた組み手の技術、細かい技術、前に出る絶対に負けない執念をもって戦いたい」と闘志を燃やした。

 3人が順調に勝ち進めば、準決勝で村尾VS新井。その勝者と香川が決勝で争うことになる。

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