陸上女子800m日本記録保持者の久保凛が社会人の第一歩 初々しいスーツ姿で積水化学入社式に出席「『凛』とした、立派な大人に」「0・1秒でも自分の記録を更新したい」
陸上女子800メートル日本記録を持つ久保凛(18)が1日、京都市内の積水化学工業の入社式に出席、社会人としての第一歩を踏み出した。
同社女子陸上部に加入する久保は、東京本社の人事部に所属しつつ、トレーニング拠点を都内のTWOLAPSトレーニングクラブに置いて、800メートルに特化した練習を積んでいくことになる。
入社式を終えた久保は、スーツ姿に「靴が慣れなくて歩きづらいです」と初々しい感想を漏らしつつも「自分の名前にもあるように『凛』とした、立派な大人になりたい。仕事も覚えて、これまで以上の努力で、会社を背負う責任が大きいという自覚を持って」と新たな競技人生を見据えた。
昨年痛めていた右足は「走れるまでに回復しています」と、今回の入社式もTWOLAPSの宮崎合宿から直接、京都まで来たことを明かし、新たな環境も「とてもいい」と安心して飛び込めている様子。
今シーズンは5月10日の木南記念が初戦となるが、そこは「何も背負わず、行けるところまで」と、復帰の過程であることを強調。その先の「アジア大会と世界ジュニアで優勝したいという思いが強いのと、0・1秒でも自分の記録を更新したい」と、今季の目標を挙げた。
競技者としては、2年後のロサンゼルス五輪や、世界陸上でのメダルに向かっての成長を誓いつつ、「(拠点の)東京はまだよく分からないので、生活が落ち着いたら“東京、東京”しているところを歩きたい。あと、英語は今回はマジメにやります」と、新社会人のスタートとして、たくさんの夢を思い描いていた。
