霧島 大関再昇進「さらなる高みを目指して」前師匠の口上受け継ぎ横綱への目標明言 長女・アヤゴーちゃんとは新しい約束も

 大関昇進が決まり、笑顔でガッツポーズをする霧島(撮影・中田匡峻)
 大関昇進の伝達式で口上を述べる(中央)。右は音羽山親方
 笑顔で写真に納まる(左から)音羽山親方、長女・アヤゴーちゃん、霧島、長男・トゥグドゥル君、妻・ホランさん
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 日本相撲協会は25日、大相撲夏場所(5月10日初日、両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会をエディオンアリーナ大阪で開き、春場所で14場所ぶり3回目の優勝を飾った関脇霧島(29)=本名・ビャンブチュルン・ハグワスレン、モンゴル出身、音羽山=の大関再昇進を満場一致で決めた。新十両に大花竜(24)=立浪=が決まり、再十両は栃大海(26)=春日野、白鷹山(30)=高田川、炎鵬(31)=伊勢ケ浜=の3人だった。

 宿舎を構える堺市の出雲大社大阪分祀で行われた伝達式。霧島は使者の伊勢ノ海親方(元前頭北勝鬨)、浦風親方(元前頭敷島)を前に「謹んでお受けいたします。さらなる高みを目指して一生懸命努力します」と、よどみなく口上を述べた。

 「さらなる高み」で横綱の目標を明確にした。「一生懸命」は前師匠の陸奥親方(元大関霧島)が口上で用いた文言。同郷の豊昇龍より先に優勝、大関に昇進したものの、「俺が先に横綱に上がった」と言われ「悔しかったけど一つ近づけた。お互い頑張りたい」と意気込んだ。

 前回の口上は「大関の名を汚さぬよう、今まで以上に稽古して頑張ります」。今回の口上を考案した師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)は「これで終わりじゃない、そういう気持ち。分かりやすく言いやすい方がいい」と説明した。

 春場所で「万歳をしたい」という6歳の長女アヤゴーちゃんとの約束を果たした。今回は「次に優勝してパレードした時、裸じゃだめよ。風邪ひいちゃうから」と新たな約束を明かし苦笑い。霧島は優勝パレードで異例の締め込み姿で登場し、話題を集めていた。

 12場所ぶりの大関復帰。平幕以下まで落ちてからの再昇進は、現行のかど番制度となった1969年名古屋場所以降では3人目。過去のモンゴル出身の大関は全員が横綱に昇進している。「稽古が大事。今までやってきたことをしっかりできれば」と誓った。

 ▼大関復帰 昭和以降12人目で13度目。過去には能代潟、名寄岩、汐ノ海、三重ノ海、魁傑、貴ノ浪、武双山、栃東(2度)、栃ノ心、貴景勝、照ノ富士。大関復帰後に最高位に就いたのは三重ノ海と照ノ富士だけ。

 ▼1場所以外での大関復帰 現行のかど番制度となった69年名古屋場所以降では魁傑、照ノ富士に次いで3人目。魁傑は所要7場所、照ノ富士は同20場所で返り咲いた。

 ▼モンゴル出身 朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士、豊昇龍はいずれも横綱に昇進。最高位が大関は霧島だけ。

 ▼2横綱3大関 21年春場所以来。当時は横綱に白鵬、鶴竜。大関に貴景勝、正代、朝乃山。場所中に鶴竜が引退し、場所後に照ノ富士が大関復帰を果たした。

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