大関復帰の霧島、長女との新たな約束「優勝パレードで裸はダメ」 口上は元鶴竜が考案「目指すところを言葉にして分かりやすく」
日本相撲協会は25日、大相撲夏場所(5月10日初日、両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会をエディオンアリーナ大阪で開き、春場所で14場所ぶり3回目の優勝を果たした関脇霧島(29)=本名・ビャンブチュルン・ハグワスレン、モンゴル出身、音羽山=の大関再昇進を満場一致で正式に決めた。
昇進伝達式は宿舎を構える大阪・堺市の出雲大社大阪分祀で行われ、使者を務めた伊勢ノ海親方(元前頭北勝鬨)、浦風親方(元前頭敷島)を前に、霧島は「謹んでお受けいたします。さらなる高みを目指して一生懸命努力します」と口上を述べた。
口上は師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)が考案し、「目指すところを言葉にして、シンプルで分かりやすいものにした」と説明した。
霧島は「何よりもうれしい。苦しい時に親方、部屋の若い衆、家族、応援してくれる方の支えが力になった」と感謝した。過去、モンゴル出身で昇進した大関は全員が横綱になっている。「稽古が大事。今までやってきたことをしっかえりできれば」と先を見据えた。
春場所は「もう一度万歳をしたい」という6歳の長女アヤゴーちゃんとの約束を果たした。千秋楽後には新たな約束として「次に優勝してパレードした時、裸じゃだめよ、風邪引いちゃうから」と新たな約束を明かした霧島。春場所の優勝パレードカーに、異例の締め込み姿で搭乗し、話題を集めていた。
霧島は12場所ぶりの大関復帰。平幕以下まで落ちた大関経験者の再昇進は、現行のカド番制度となった1969年名古屋場所以降では魁傑、照ノ富士に続く3人目となった。




