佐藤早也伽は2年連続2位 粘り見せるも悔し競り負け「もっと強くなりたい」MGC出場権獲得

 「名古屋ウィメンズマラソン」(8日、バンテリンドーム発着)

 昨年の世界選手権代表の佐藤早也伽(31)=積水化学=が2時間21分56秒で日本勢最高の2位に入った。2年連続の準優勝。シェイラ・チェプキルイ(ケニア)が2連覇を果たした。加世田梨花(ダイハツ)は4位。日本記録保持者の前田穂南(天満屋)は2時間31分21秒の21位と振るわなかった。9位の村上愛華(東京メトロ)までの日本勢上位6人が日本陸連が定める条件を満たし、2028年ロサンゼルス五輪代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」(27年秋)の出場権を獲得した。

 佐藤はゴールテープを視界に捉えると、ぐっと歯を食いしばった。ポニーテールを揺らしながら、懸命に腕を振る。2秒差で頂点こそ逃したが、確かな実力を見せつけた。

 ど根性で最後まで食らいついた。40キロの給水をスルーしたところから、チェプキルイと一騎打ち。前回覇者のスパートにも屈することなく、残り620メートル付近では一度前に出るほどの粘りを見せた。最後は競り負けて悔しげな表情。「勝ちたい気持ちがあったのでチャレンジしようと。力負けしてしまって。悔しいし、もっと強くなりたいと思った」と振り返った。

 レースは序盤から向かい風に悩まされる展開となったが、先頭集団で快調に足を運んだ。昨年12月までけがの影響で走り込むことができず、コンディション調整に焦りを感じながらも結果を残した。「不安な気持ちがすごくあった。負けないように練習を頑張ってきた」と涙を流しながらも胸を張った。

 出場権を獲得したMGCは来年10月に名古屋で開催される。「自分の中ではいいイメージ」と好相性の尾張の地で再び強さを見せつける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス