安青錦 「双葉山ロード」へまずは朝青龍超え最速綱昇進決める 新関脇場所から5連覇、69連勝に敬意 自己最多13勝に意欲も

 大相撲の大関安青錦(21)=安治川=が、白鵬と双葉山に続いた初場所での新大関優勝から一夜明けた26日、都内で会見を行った。綱とりがかかる春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)で再び“双葉山ロード”に挑むにあたり、“相撲の神様”と称された先人への敬意を口にした。朝青龍を上回る超スピード出世を狙う。

 激闘から一夜。興奮で眠れなかったという安青錦は「やっとゆっくりできる。大関の場所でしっかり自分らしい相撲も取れた。すごくいい場所だった」とほっとした表情を浮かべた。

 12勝3敗で並んだ熱海富士との優勝決定戦を、逆転の首投げで制した。昭和以降7人目の新大関優勝は、白鵬以来20年ぶり、新関脇からの連覇は双葉山以来89年ぶり、2場所連続の優勝決定戦勝利は北の湖以来48年ぶりの快挙。師匠の安治川親方(元関脇安美錦)からは「よくやった。でも、褒めるのはきょうだけ」と祝福されたという。

 春場所で綱とりに挑む。双葉山は新関脇場所、新大関から2場所連続の3連覇で横綱に昇進。さらに新横綱場所から2場所連続、計5連覇を不滅の大記録69連勝とともに打ち立てた。

 来日前から熱心な相撲ファン。入門後に調べた“相撲の神様”を「双葉山さんとは比べものにならないけど、少しでも近づけるようにやっていきたい」と語った。そして「勝負が一瞬で決まる中で69回連続で勝つのは、力士になって改めてすごいと思った。今のところ12勝で精いっぱいです」と敬意を口にした。

 自己最多を更新する13勝以上に向けては「もちろん。いつも15勝を目指しているけど、まだどこか足りないんじゃないですか」と意欲を示した。前相撲から所要16場所で欧州初の横綱が誕生すれば、年6場所制が定着した1958年以降では朝青龍の所要25場所を大幅に更新する史上最速出世(幕下付け出し除く)だ。

 優勝表彰式では昨年九州場所後に学んだ「君が代」と口ずさむなど、日本への敬意も隠さない。春場所千秋楽翌日の3月23日は22歳の誕生日。北の湖、大鵬に次ぐ歴代3位の年少横綱へ「早い遅いは関係ない。チャンスがあったらつかまえたい」と誓った。

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