中井亜美 SP首位発進 中庭コーチ「びっくり」大技着氷に成長実感 四大陸制覇へ「五輪が楽しみだと思える気持ちで終えられたら」

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(22日、北京)

 女子SPは初出場でミラノ・コルティナ五輪代表の中井亜美(17)=TOKIOインカラミ=が73・83点で首位に立った。青木祐奈(MFアカデミー)が自己ベストの71・41点で2位、五輪代表の千葉百音(木下グループ)は3回転ルッツで転倒して68・07点で3位。欧州以外の国・地域で争い、23日はアイスダンスと女子のフリーを実施する。男子は24日にSPを行う。

 トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で中井の体が浮き上がった瞬間、中庭コーチは失敗を覚悟したという。本人も踏み切りで勢いをつけ過ぎたと感じたが、膝を深く曲げて着氷でこらえた。「あんな耐え方をしたことがなくて、びっくり。すごく笑っちゃうぐらい」。成長を実感するSPの大技だった。

 昨年12月のGPファイナルは同じ状況で着氷が大きく乱れた。反省を生かし、転倒を恐れずに鋭く回り切る意識で練習。「危ないと思った時も、しっかり(体の軸を)締め切って着氷することが今回につながった」と満足げだ。

 シニア1年目の17歳ながら、周囲も驚くスピードで進化を続けている。技術だけではない。初出場優勝の今季GP開幕戦では「心臓がバクバクで」寝られなかったが、この日は午前中の練習後にわずかな空き時間で昼寝。「リセットされて体が動きやすい」と、落ち着いて本番を迎えられた。

 「勢いをつけられる演技ができた。フリーもいい演技をして、五輪が楽しみだと思える気持ちで終えられたらいい」。憧れの浅田真央さんのように、四大陸制覇から初五輪でメダル獲得の道を進む。

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