安青錦 単独トップ10勝!「休まず攻めたのが良かった」 89年ぶりの新関脇、新大関場所連覇へ「自分らしい相撲が取れれば」

 笑顔で引き揚げる安青錦
 熱海富士(右)を寄り切りで下し、2敗対決を制した安青錦(撮影・佐藤厚)
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 「大相撲初場所・12日目」(22日、両国国技館)

 新大関安青錦が熱海富士との2敗対決を寄り切りで制した。2敗の阿炎が大関琴桜につり出されたため、単独トップに立った。新入幕から6場所連続2桁勝利とし、自身の記録を更新。横綱大の里は関脇高安を寄り切って勝ち越した。横綱豊昇龍は関脇霧島との3敗対決で敗れ、賜杯争いから脱落。平幕の朝乃山、欧勝海、獅司は3敗を守り、1差で6人が追う。

 安青錦は熱海富士のかち上げに動じなかった。振られてもあてがいながら、右を差した。頭をつけグイグイと前に出た。「休まず攻めたのが良かった。胸を合わせないよう、少しずつ前に出る気持ちだった」と力強く寄り切った。2敗対決を制し、単独トップ。新入幕から6場所連続2桁勝利で、自身が持つ記録を更新した。

 締め込みが群青色から黒色に変わっても、低い体勢で出る相撲は変わらない。師匠の安治川親方(元関脇安美錦)から譲り受け、4日前から朝稽古でなじませたという。「師匠が最後につけていたものじゃないか。そんなに大きくない。ちょうどいい」と語った。

 報道陣から似合っていると水を向けられると「ありがとうございます。親方もそう言っていた」と笑顔。変更した理由は「特にありません」と言うが、師弟で一緒に戦う意味合いか、と問われると「締め込みをつけてもつけなくても(一緒に戦っている)」と答えた。

 約50キロ重い相手を正面突破した。八角理事長(元横綱北勝海)は「土俵際、落ち着いていた。慌てなかったよね。崩れかけるけど崩れない。足に力がないとダメだし、上も力がないと」と評価した。

 双葉山以来89年ぶりの新関脇、新大関場所連覇が見えてきたが「今まで通り自分らしい相撲が取れれば」と涼しい顔。13日目の相手は豊昇龍。昨年九州場所の優勝決定戦で破った相手の意地も、はねのけそうな勢いだ。

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