長崎も執念の47位完走 1区で無念の大ブレーキ、異例の“1区間差”遅れ 繰り上げスタート危機も回避、故郷のタスキをゴールに届ける トップと12分30秒差も沿道大きな拍手

 「全国都道府県対抗男子駅伝」(18日、広島市平和記念公園前発着)

 1区でアクシデントのあった長崎だが、タスキを繋ぎ切り、トップと12分30秒差となる2時間29分25秒の47位でレースを終えた。

 高校生区間の1区(7キロ)でトラブルがあった。内田涼太(鎮西学院)が中盤からブレーキとなり大きく遅れた。それでも執念の走りをみせ、先頭集団が2区の中学生区間(3キロ)を終え、3区の社会人・大学生区間(8・5キロ)へのタスキリレーが始まったところで、なんとか2区の中継所に辿り着き、倒れ込みながら2区の隈本虎次郎にタスキを繫いだ。内田はその場で倒れ込み、動けず。関係者に抱えられて運ばれた。中継所は拍手に包まれた。トップとは8分39秒差。異例の“1区間”差という展開となった。

 5区終了地点で繰り上げスタートのピンチを迎えたが、5区の黒岩蘭太朗(長崎日大)が懸命の走りで回避。一時、中学生の6区戸川心聖(魚目中)が白タスキで準備していたが、黒岩が見えると、白タスキを外し、再び故郷のタスキをつけ一礼した。なんとか繋がり、中継所は拍手に包まれた。走り終えた黒岩も沿道に一礼した。

 その後、アンカーの守屋和希(三菱重工)にも繋がり、故郷のタスキを途切れさせることなく、ゴールへと持ち帰った。

 ゴールの瞬間、沿道からは大きな拍手が送られた。

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