大の里 辛勝で連敗回避 起死回生の突き落としで逆転「連敗しなかったのが良かった」 中盤戦へ「ここから乗っていけばいい」
「大相撲初場所・5日目」(15日、両国国技館)
阿炎が千代翔馬を突き落とし、初日から5連勝。勝ちっ放しは欧勝馬と平幕2人となった。優勝経験のある31歳が、昨年の低迷をバネに、2023年に死去した先代師匠への感謝を胸に、再躍進を誓った。横綱は大の里が隆の勝を土俵際の突き落としで逆転して連敗を免れ、豊昇龍は若隆景を寄り切った。新大関安青錦は大栄翔を寄り切り連敗を阻止したが、琴桜は伯乃富士に寄り切られて連敗を喫した。
大の里が辛くも連敗を免れた。隆の勝ののど輪を外して右を差し、寄り進んだ際にいなされ体が泳いだ。突っ込まれて土俵外に体が流れながらも右足だけで俵に立ち、起死回生の突き落としで逆転。「連敗しなかったのが良かった。最後は(勝った)自信があった」と振り返った。
先場所途中休場の原因となった左肩痛は「大丈夫」というが、安定感に欠く内容が目立った序盤。八角理事長(元横綱北勝海)は、この逆転星を「なかなかできるものじゃない。見たことがない」と驚きつつ、「中日まで2敗ぐらいなら」と評価を口にした。
不安は残っても勝ち星を重ねる大の里。「もう一回集中してやる。いいも悪いも、ここから乗っていけばいい」と、自身に言い聞かせるように、中盤戦に視線を向けた。





