義ノ富士 連日金星!懸賞合計111本!!8.6秒で666万円荒稼ぎ 20年初場所の妙義龍以来 大の里裏返し「最高」
「大相撲初場所・4日目」(14日、両国国技館)
平幕義ノ富士が横綱大の里を左上手投げで破り、前日の横綱豊昇龍撃破に続く通算3個目の金星を挙げた。2日連続の獲得は2020年初場所の妙義龍以来。大の里は初黒星。豊昇龍は宇良を上手ひねりで退け、連敗回避で3勝1敗とした。両大関は初黒星。新大関安青錦は小結王鵬の浴びせ倒しで敗れ、琴桜は一山本に寄り切られた。4連勝は霧島と平幕の欧勝馬、阿炎。
座布団が舞う中、義ノ富士が勝ち名乗りを受けた。豊昇龍戦に続く金星を「昨日勝って今日。全然違うタイプの横綱なので」と喜んだ。専門書を抱える大学生のように、懸賞2束を小脇に抱えて土俵を降りた。
前日50本、この日は一番で原則最大60本に東京場所限定の森永賞1本がつき、計61本の懸賞をゲット。豊昇龍戦は4秒0、大の里戦は4秒6。懸賞1本6万円が懐に入り、計666万円を計8秒6、“秒給”77万4419円の荒稼ぎに「最高ですね」と声が弾んだ。
立ち合いで押し込まれ、右を差されながら左上手を取った。回り込みながら土俵際で上手投げ。大の里を裏返しにした。「横綱の圧力がすごくて、あれしかなかった。うまく相手の力を使えた。自分でも驚いた」と振り返った。
日大監督からは右手を伸ばして距離をつくる、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)からは左を固めて右で起こして密着してから左を差す、二つの作戦を授かったが「ひとつもできなかった」と苦笑いだった。
八角理事長(元横綱北勝海)は「大の里は右を差しにいった。行こうと思ったけど、体が開いちゃった。間が空いた。義ノ富士は力をつけてるね」と評価した。
連日の金星獲得は20年初場所の妙義龍(3日目=白鵬、4日目=鶴竜)以来。横綱、大関戦を2勝2敗で終え「予想していなかった。まだ4日目なので、気を抜かないようにしたい」と気を引き締めた。
◆義ノ富士 直哉(よしのふじ・なおや)本名=草野直哉。2001年6月25日、熊本県宇土市出身。6歳で相撲を始め、鶴城中3年時に中学横綱になった。文徳高を経て、日大4年で学生横綱に輝いた。宮城野部屋に入門予定だったが、不祥事で預かり先の伊勢ケ浜部屋から24年夏場所で幕下最下位格付け出しデビュー。25年春場所で新十両、名古屋場所で新入幕。九州場所前にしこ名を草野から義ノ富士に改名した。183センチ、159キロ。得意は右四つ、寄り。趣味はサウナ。父・信一さんは元競輪選手。





