平幕義ノ富士 また金星!豊昇龍撃破で2場所連続2個目 懸賞50本!まるでセカンドバック「やってみたかった」

 豊昇龍(右)を寄り切る義ノ富士(撮影・持木克友)
 セカンドバッグのように懸賞を抱えて引き揚げる義ノ富士
2枚

 「大相撲初場所・3日目」(13日、両国国技館)

 平幕義ノ富士が横綱豊昇龍を寄り切り、2場所連続2個目の金星で初日を出した。6場所目での昇進後初優勝を狙う豊昇龍は、痛恨の初黒星。横綱大の里は取り直しの末、宇良を押し倒して3連勝。大関琴桜は小結若元春に攻め込まれるもすくい投げで逆転し、新大関安青錦は一山本を危なげなく寄り切り、ともに3連勝とした。

 座布団が舞う。大の里を破った九州場所は、座布団が座席に固定されていた。義ノ富士は「小さい頃から見ていたので、座布団が飛んでいるのを見て、やったんだなと思った」と、2個目の金星に声を弾ませた。

 豊昇龍を立ち合いではじき「突き起こして自分が下に入ろうとした」と得意のもろ差しで組んだ。「急いで出ないように、一回体を沈めた」と、相手の首投げに動じず、安青錦戦の反省を生かして寄り切った。

 直前の大の里-宇良が取り直しになるなど、結び前に熱戦が続出。集中を保つのが難しそうだが「いい相撲が続いていたので、あっけなく負けたら嫌。思いきって行った」と、逆に闘志が高まった。稽古場を含めて、初めて豊昇龍に勝利。50本の懸賞を「やってみたかった。初めて2列(の束)でもらえた」とセカンドバッグを抱えるようにして引き揚げた。時計の針は、NHK中継時間をオーバーし、午後6時7分を指していた。

 昨年の初場所は幕下だったが「自分でもできすぎ」と大躍進。三役と優勝を目標に掲げる貪欲さを併せ持つ。4日目の相手は大の里。「昨日とおとといの分を取り戻したい」と横綱連破を誓った。

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