バドミントン 渡辺、田口組が笑顔の快勝発進「謎の自信あった」

 快勝発進を決めた渡辺(右)、田口組
 混合ダブルス初戦で快勝発進を決めた松山(右)、緑川組
 ペアを組んだ斎藤夏(左)と古賀輝
3枚

 「バドミントン・全日本総合選手権」(26日、京王アリーナTOKYO)

 混合ダブルス1回戦が行われ、渡辺勇大(J-POWER)、田口真彩(ACT SAIKYO)組は、瀬川大智、本田胡桃組(Forrest)を2-0で下し、快勝発進を決めた。

 10月中旬に行われたマレーシア・スーパー以来の実戦。第1ゲームこそ競り合う展開になったが、中盤から突き放して21-15で取りきると、第2ゲームは21-8と圧倒した。渡辺は「緊張感のある入りだったけど、1ゲームを失わなかったところが収穫」とうなずき、田口も「去年の全日本総合(選手権)より自信を持ってできた。1ゲーム目は競っていたけど、謎の自信があった」と笑みをこぼした。

 渡辺は2大会連続となる銅メダルを獲得した昨夏のパリ五輪後、東野有紗(現五十嵐、BOPROGY)とのペアを解消し、田口と組んだ。去年の全日本総合選手権は8強で代表入りは逃したが、今年10月中旬のマレーシア・スーパーでは優勝。目標の28年ロサンゼルス五輪出場に向け、着々と成長を遂げている。

 田口は負傷している左膝の状態については「良い状態」と回復傾向にあると強調。ペアとして初の代表入りへ向け、「優勝を目指して頑張ります」と2人で宣言した。

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