バドミントン 元シダマツ松山 混合ダブルス初陣で快勝発進「突破できてよかった」

 「バドミントン・全日本総合選手権」(26日、京王アリーナTOKYO)

 昨夏のパリ五輪女子ダブルスで銅メダルを獲得した“元シダマツ”の松山奈未(27)=再春館製薬所=が、混合ダブルス転向後初の実戦に臨み、緑川大輝(25)=NTT東日本=との新ペアで1回戦を快勝した。

 練習は「5回くらい」と多くは詰めていないが、試合では21-14、21-9と圧倒。松山は「とりあえず1回戦を突破できてよかった」とほっとした表情を浮かべつつ、「迷ってしまう部分があったり、コンビネーションがうまくいかないところがある。ビデオを見て反省を生かしたい」と次戦を見据えた。

 8月の世界選手権を最後に女子ダブルスを組んでいた志田千陽(再春館製薬所)との“シダマツ”ペアを解消。志田は五十嵐有紗(BIPROGY)と組み、自身は混合ダブルスに転向した。「いろいろ話が回ってきて、私もペアを探していたので声をかけさせてもらった」と松山から緑川にペア結成を提案したという。攻撃型のペアを理想像に掲げており、緑川は「アグレッシブに、と思っている。松山さんの攻撃力を生かすためにも、レシーブに回らないような低い展開で勝負していきたい」と思い描いた。

 目標は五輪のメダル。まずは今回の全日本総合選手権で好成績を残し、代表入りを確実にしたい。緑川は「ペアとして完成度を意識して頑張っていきたい」とし、松山は「女子ダブルスと違ってまだまだ難しいところがある。この大会で成長していきたい」と決意を込めた。

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