大関経験者の朝乃山が再入幕「幕内→三段目→幕内」2回は史上初、一山本は東前頭筆頭に【大相撲番付発表】
日本相撲協会は22日、大相撲初場所(来年1月11日初日、両国国技館)の新番付を発表した。
大関経験者の朝乃山(高砂)は東前頭16枚目に番付を上げ、2024年7月場所以来の再入幕を果たした。朝乃山は同場所で左膝を負傷し、手術を経て三段目で今年春場所で復帰。21年にも不祥事での出場停止勝負で三段目に番付を下げていた。「幕内↓三段目↓幕内」を2回は史上初めてとなる。
一山本(放駒)は自己最高位の東前頭筆頭に番付を上げた。九州場所では東前頭8枚目で11勝4敗だった。千秋楽では、西前頭2枚目で8勝6敗の若元春に勝ったが、初場所は8勝7敗の若元春が西小結に座った。
若元春との一番は、勝った方が三役に入る“入れ替え戦”と見る向きがあった。実際は、西前頭2枚目の上位総当たりで勝ち越した若元春を上位に置く判断になった模様だ。
〈大相撲初場所 幕内番付〉
【横綱】豊昇龍、大の里
【大関】琴桜、安青錦
【関脇】霧島、高安
【小結】王鵬、若元春
【前頭1】一山本、義ノ富士
【前頭2】宇良、若隆景
【前頭3】隆の勝、伯桜鵬改め伯乃富士
【前頭4】大栄翔、熱海富士
【前頭5】玉鷲、美ノ海
【前頭6】平戸海、阿武剋
【前頭7】欧勝馬、藤ノ川
【前頭8】正代、金峰山
【前頭9】豪ノ山、狼雅
【前頭10】時疾風、琴勝峰
【前頭11】千代翔馬、錦富士
【前頭12】翠富士、阿炎
【前頭13】翔猿、友風
【前頭14】獅司、御嶽海
【前頭15】竜電、朝紅龍
【前頭16】朝乃山、欧勝海
【前頭17】朝白龍、初出山





