フィギュアスケート 左肩脱臼の三浦あす病院受診へ 悲願五輪金メダルへ治療最優先「できるだけ早く練習に戻れるように」

 (前列左から)三浦佳生、佐藤駿、鍵山優真坂本花織、中井亜美、千葉百音(後列左から)三浦璃来、木原龍一組、長岡柚奈、森口澄士組、吉田唄菜、森田真沙也組(撮影・石井剣太郎)
 フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪代表に決まったペアの三浦璃来(左)、木原龍一組
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(21日、国立代々木競技場)

 日本スケート連盟は全競技終了後、26年2月に開催されるミラノ・コルティナ五輪代表を発表した。ペアでは三浦璃来(24)、木原龍一(33)組=木下グループ=が2大会連続2度目の出場。木原としては日本勢初の4大会連続となる。「初の五輪はとんでもない世界に挑戦してしまったと思ったけど、今の立場で挑戦できることをうれしく思う」と実感を込めた。

 20日のSPでは、演技直前の6分間練習で三浦の左肩が脱臼するアクシデントに見舞われた。トレーナーに肩を入れてもらって強行出場。国際スケート連盟非公認ながら世界歴代最高得点を上回る84・91点を記録して首位発進したが、この日のフリーは棄権して大事を取った。

 悲願の金メダル獲得を狙う五輪に向け、まずは治療が最優先。22日に病院を受診する予定だ。三浦は「できるだけ早くいつも通りの練習に戻れるように。体作りから再始動していきたい」と気を引き締めた。

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