体操 報道写真展オープニングセレモニーに杉原愛子が登場「瞬間を形に残していただいてうれしい」 来季はアジア選手権、世界選手権出場に意欲

 「第66回 2025年報道写真展」が10日から、東京都中央区の日本橋三越店で始まった。同日、オープニングセレモニーが行われ、体操の女子種目別床で金メダルを獲得した杉原愛子(26)が登場。テープカットに参加し、飾られている自身の写真の前で「体操は写真を撮るのが難しいとよく耳にする。こうやって、一瞬、その瞬間を形に残していただいて本当にうれしい。写真を見る度、演技するのは私1人ですが、たくさんの人に支えられて応援していただいていると改めて実感した」と語った。

 杉原は東京五輪を終えた22年に一度、競技の第一線を離れたが、23年に現役復帰。24年のパリ五輪には補欠として帯同した。今年は、5月のNHK杯で10年ぶりに優勝。10月にジャカルタで行われた世界選手権では種目別床で優勝し、平均台でも銅メダルを獲得した。

 来季については「体操をメジャースポーツにしたい思いを持っている。名古屋でアジア選手権があって、注目される大会で、強い気持ちを持って目指している」とし、「日本だし、体操をもっと知っていただける機会にもなる」と話した。また来年はオランダ・ロッテルダムで開催される世界選手権の出場にも意欲。「今回、世界選手権で金メダルを獲れたうれしさ、感謝の気持ちを忘れず、頑張りたい」と力を込めた。

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