坂本花織 「1分1秒でも早く安心したい」19日から全日本選手権 GPファイナル一夜明け改めて五輪意欲  

 エキシビションで美しく舞う坂本
 フィナーレで全員と自撮りする坂本花織(左)=撮影・吉澤敬太
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルから一夜明けた7日、会場の愛知・IGアリーナで坂本花織(25)=シスメックス=が取材に応じた。SP5位から意地で表彰台に食い込み「今はほっとしている。日本人上位2人に入れたのは大きかった」と振り返った。

 SPでは想定外のミスが出て、まさかの5位。リンクを降りると悔し涙があふれた。しかしフリーでは、ミスはあったが気合の演技を披露。フリーの得点は1位となり、表彰台に乗った。

 失意の夜から奮起できた要因は「中野先生とグレアム先生から活を入れてもらった」から。「『その程度で良いんだったら別にいいけど、やるんだったらちゃんとやりなさい』と言われた」。コーチからの叱咤(しった)激励で「もう一段階気合が入った」と気を持ち直した。

 19日からは東京・国立代々木競技場で、優勝すればミラノ・コルティナ五輪代表に即内定する全日本選手権が行われる。今大会で日本選手上位2人に入り、五輪へのアドバンテージは得たが「北京五輪同様、一発内定で行けるように。もう、1分1秒でも早く安心したい」と優勝を誓った。

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