34歳日本新に陸上界騒然 山の神「大迫さん凄すぎるマジで」と投稿 リーニンのシューズにSNS注目「靴爆売れするんじゃ」 中国体操レジェンドが設立
「バレンシアマラソン」(7日、バレンシア)
東京、パリ五輪代表の大迫傑(34)=リーニン=が2時間4分55秒の4位でゴールした。鈴木健吾の持つ2時間4分56秒の日本記録を1秒更新した。
大迫は18年シカゴマラソンで2時間5分50秒の日本新記録を樹立。その後、20年東京マラソンで自身の記録を更新する2時間5分29秒をマークした。今回は10月に所属先を中国のスポーツ用品メーカー「リーニン」に変更して臨んだマラソンで、3度目の日本記録更新となった。
これには日本の陸上長距離界も騒然。記録更新のニュースが流れると、箱根駅伝で活躍した山の神こと神野大地が「大迫さん凄すぎるマジで」、東京五輪1万メートル代表の相澤晃が「大迫さん半端ないっ!!」、日大時代に箱根で活躍した俳優・和田正人が「いやはや、大したもんだ!!」、24年パリ五輪マラソン男子補欠の川内優輝が「おめでとうございます」と投稿するなど反響があった。
また日本ではまだなじみのない「リーニン」のシューズにも注目が。SNS上では「リーニンの靴爆売れするんじゃないかな」「めちゃくちゃ人気でそう」「この勢いでリーニンのシューズ、ウェアの日本展開お願いします」などと投稿があった。
リーニン(Li-Ning)は中国の元体操選手の李寧氏が1990年に設立。バドミントンや卓球の中国代表の公式サプライヤーとしても知られる。李寧氏は84年ロサンゼルス五輪体操男子でゆか、あん馬、つり輪で金メダルを獲得。個人総合では金メダルを獲得した日本の具志堅幸司と争い銅メダルだった。





