阿部一二三が決勝進出!ピンチ連続も世界王者・武岡との12分超の死闘制す 魂の小外掛けで決着 会場大歓声
「柔道・グランドスラム東京大会」(7日、東京体育館)
男子66キロ級準決勝が行われ、五輪2連覇王者の阿部一二三(パーク24)が、世界選手権王者の武岡毅(パーク24)との12分超の死闘を制し、決勝進出を決めた。
阿部は初戦は不戦勝で、2回戦は開始1分54秒の体落としで一本勝ちした。韓国選手との準々決勝では、大内刈りを返されるような形で浮き落としで技ありを奪われ、大ピンチ。ただ五輪王者の意地を見せ、残り2秒で逆転した。
迎えた武岡との準決勝。先に指導2つを受け、堪えしのぐ展開が続いた。ゴールデンスコアに突入。一進一退の攻防が続いた中で、何度もピンチをしのぎ、8秒37秒に小外掛けで技ありを奪い、決着を付けた。
12分37秒に及んだ激闘に会場からは喝采が降り注いだ。





