日本 台湾に競り勝ち2連勝 第4Qに突き放す展開も渡辺雄「予想していた」
「バスケットボール男子・W杯アジア1次予選、日本80-73台湾」(1日、新北)
世界ランキング22位の日本は、67位の台湾と敵地で対戦し、80-73で競り勝った。11月28日のホームでの初戦に続き、2連勝を飾った。B組は日本、台湾のほか中国(27位)、韓国(56位)で、日本と韓国が2連勝となった。来年7月までホームアンドアウェー方式で戦い、上位3チームが突破する。12チームによる2次予選を勝ち抜いた7チームと、開催国のカタールが2028年ロサンゼルス五輪の予選を兼ねたW杯に出場する。
3日前にホームで行われた台湾戦を26点差で快勝した日本。巻き返しに出る台湾に苦しみながらも、最後は突き放して連勝を飾った。
日本のスターターは初戦と同じく斎藤、渡辺雄、馬場、西田、ホーキンソン。台湾に開始から3本連続で3点シュートを決められるなど、立ち上がりから日本が圧倒した前戦とは異なる展開となった。第3クオーターを終えて57-57の同点だったが、第4クオーターに富樫、渡辺らが得点を重ねて抜け出した。この試合で14得点を挙げた主将の渡辺雄は「(苦戦は)予想していたので最後まで落ち着いてプレーすることができた」と納得の表情で振り返った。
台湾に2連勝したことで1次リーグ突破に前進した。今後は来年2月末から沖縄サントリーアリーナで中国、韓国との連戦に臨む。





