白鵬杯に少女、成人男女部門を新設!来年2月に東京で2日間開催、元横綱の夢「五輪」へ第一歩

 大相撲で歴代最多45度の優勝を誇る元横綱、白鵬翔さん(45)が1日、自身が社長を務める白鵬ダヤン相撲&スポーツ株式会社を通して、少年少女および一般を対象とした国際相撲大会「第16回 白鵬杯」の開催を発表した。2026年2月7日・8日の2日間、TOYOTA ARENA TOKYO(東京都江東区)にて行われる。

 昨年までの少年部門のみから少女(小学1年生から中校生)、成人男女(高校生・大学生・社会人)の部門が追加される。

 今年6月に日本相撲協会を退職した際に掲げた「世界相撲相撲グランドスラム」、「相撲の五輪競技採用」に向けた取り組みといえそうだ。

 白鵬氏は退職後、第二の人生で「相撲を通じて世界をひとつにする」という理念のもと、社会貢献と相撲を世界に広げる活動を積極的に展開。タイ、モンゴル、韓国、カザフスタン、ウズベキスタン、エストニアなどを訪問し、現地の相撲関係者との交流を重ねた。

 白鵬氏個人に関しても「国際相撲連盟 顧問に就任」「HEROs AWARD 2025受賞」「石川県観光大使に就任」などの進展があった。

 かつて白鵬氏は「相撲がオリンピック種目になるには、男女ともに参加できるものでないとならない」と話していた。まずは現役時代からライフワークとする「白鵬杯」で、その第一歩を踏み出した格好だ。

 発表では「本大会は、開催地を両国国技館から『TOYOTA ARENA TOKYO』へ移し、新たなアマチュア相撲の聖地となれるよう、より開かれた国際大会として開催されます。また新たに『女子の部』『成人の部・男女』を加え、相撲を“生涯スポーツ”として楽しめる大会へと進化させる予定です」と趣旨が記された。

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