史上2人目の3連覇ならず、池田俊が直前に棄権を決断【全日本相撲】

 「全日本相撲選手権」(30日、両国国技館)

 1967年の野見典展以来史上2人目の3連覇を目指した池田俊(ソディック)が棄権した。横綱大の里として活躍する中村泰輝以来の連覇を昨年に達成。この日は開会式の賞典返還に登場後、棄権が発表された。

 池田は「悔しいですね。どうせなら負けて終わりたかった」と無念を口にした。2週間前の稽古で左上腕筋断裂を負い、この日の朝に痛み止めを打ったが「相撲にならなかった」と決断した。今年9月には世界選手権無差別級で2連覇を達成するなど前評判は高かった。「来年は出られるように頑張りたい」と前を向いた。

 なお、大相撲からは今も入門スカウトが届くが、「自分は大相撲に行かないと決めている」と話していた。

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