元横綱の白鵬氏が退職後初めて両国国技館来訪「久しぶりで新鮮。相撲の仕事で来て良かった」

 国技館を訪れた白鵬翔氏
 国技館を訪れた白鵬翔氏
 国技館を訪れた白鵬翔氏
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 「全日本相撲選手権」(30日、両国国技館)

 大相撲で歴代最多45度の優勝を誇る元横綱白鵬翔氏(40)が来場した。今年6月に日本相撲協会を退職して以来、初めて国技館に姿を見せた。

 国際相撲連盟の顧問を務める白鵬氏は、役員席で開会式を見届けた。その後も大会の土俵に視線を向けるとともに、多くのアマチュア相撲関係者と言葉を交わした。

 白鵬氏は「久しぶりですね。新鮮な気持ちです。相撲の仕事で来たのは良かった」と、国技館の空気に感慨深げな表情を浮かべた。

 アマチュア相撲の世界的振興と「世界相撲グランドスラム」を掲げている白鵬氏。「この1カ月半で8カ国回ったんじゃないか。最後は韓国のシルムで40回優勝したチャンピオンが大学の教授をしていて、その大学を訪問して、学生と組んだりしました」と、見識を広めている。

 毎年2月に行われる少年相撲大会「白鵬杯」開催の正式発表は間近だという。女子部門を新設し、会場はトヨタアリーナ東京が予定されている。白鵬氏は世界相撲連盟顧問としての大きな初仕事を「それは来年の白鵬杯じゃないですか」と語り、「もっと国際大会が増えてほしい」と夢を語った。

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