増田明美さん レース中の沿道からの心ないヤジを告白「ショックで足が止まっちゃいました」 途中棄権しようと「地下鉄(入り口)探した」
元五輪マラソン日本代表の増田明美さんが30日、TBS系「サンデーモーニング」に生出演。現役時代に沿道からの心ないヤジに走るのをやめるほどのショックを受けたことを明かした。
プロ野球解説者の槙原寛己氏とスポーツコーナーに登場。今季優勝を逃した巨人の阿部慎之助監督にファン感謝デーでスタンドのファンから心ないヤジが飛んだことが話題となった。
増田さんも自身の現役時代を振り返り、「私はレースの本番中に『増田!お前の時代は終わったんや!』って。沿道から言われて。ショックで足が止まっちゃいました」とヤジを飛ばされて、思わず走るのをやめてしまったことを告白した。
「私、弱かったから…。恥ずかしくて、惨めで。逃げたいなと思って、地下鉄(の入り口を)探しながら歩いてたんです」と途中棄権しようとしていたところ、後から走ってきた6人の市民ランナーから声をかけられたという。「誰ひとりとして素通りせずに励ましてくれて、最後の人が『増田さん、一緒に走ろう』って言ってくれて。その人と一緒にゴールにたどり着つことができた」と、温かい声に支えられて最終的にゴールしたことを振り返っていた。





