五輪金候補・長谷川帝勝「やるからには全勝」シーズン開幕へ気合

 スノーボード男子スループスタイル&ビッグエアで、世界選手権ビッグエア銀メダルの長谷川帝勝(TOKIOインカラミ)が24日、羽田空港からW杯第1戦(27~29日、中国)に向けて出発した。いよいよ勝負の26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンが開幕する。「やるからには全勝」と力強く宣言した。

 23年世界選手権ビッグエア王者で、全4方向の5回転半技に世界で初めて成功した有望株。25年世界選手権でも銀メダルを獲得している。今オフは欧州合宿を行うなど準備は上々。スロープスタイルでの戦いも意識し、5回転半技からスムーズに次のセクションの技につなげられるように練習してきた。「自分を追い込んでやってきた」と手応えを語った。

 26年ミラノ・コルティナ五輪での男子ビッグエアは開会式翌日の7日に実施され、長谷川は日本勢メダル第1号の期待がかかる。代表争いでは日本勢トップを独走しており、このままいけばW杯ビッグエア第3戦終了後の12月中旬にも代表内定する。初の夢舞台へ「ダメならダメ、いいならいいで次の五輪に向けてやっていこうかなと思っている。自信を持ってやっていきたい」と力を込めた。

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