エディオンが悲願の初優勝!5区細田あいが激走で再逆転 オール日本選手布陣で堂々頂点 連覇狙った日本郵政Gは7秒差2位で涙
「全日本実業団女子駅伝」(23日、松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台)
エディオンが2時間13分50秒で悲願の初優勝を飾った。連覇を狙った日本郵政グループは7秒差の2位に終わった。3位は積水化学。ルーキー不破聖衣来が3区6人抜き快走でデビューした三井住友海上は4位だった。
1区で水本佳菜が圧巻の走りで区間賞を獲得。2、3区もトップを守った。インターナショナル区間の4区で連覇を狙う日本郵政グループに逆転を許したが、5区のパリ五輪マラソン代表補欠だった細田あいが区間トップの激走で41秒差を再逆転。アンカーの平岡美帆が日本郵政G・小暮真緒の追撃を振り切って、歓喜のゴールテープを切った。オール日本人選手の布陣で堂々の頂点に立った。
大会には昨年のパリ五輪や今年の東京世界選手権代表らも出場。エース区間の3区ではパリ五輪1万メートル代表の五島莉乃(資生堂)、広中璃梨佳(日本郵政グループ)が区間新記録をマーク。1万メートル日本歴代3位の不破も6人抜きの快走で実業団駅伝デビューを飾った。
全国的にクマによる人身被害が相次いでいることを受けて、大会はクマ対応について、レース直前やスタート後にコースから半径100メートル以内に出没した場合、レースを中止。半径500メートル圏内に出没した場合も大会本部で開催可否を検討するとしていたが、無事に大会を終えた。





