大阪名門校、名門国立大卒の力士が九州場所無念の負け越し「課題が見つかった」
「大相撲九州場所・13日目」(21日、福岡国際センター)
西序二段20枚目の朝力丸(高砂)が七番相撲で負け越した。颯雅(二子山)に寄り切られ3勝4敗に終わった。颯雅は4勝3敗。
立ち合いはもろ手突きで攻め「もろ差しになりたかったが、差されてしまった」と作戦が失敗。体重で大きく上回られる相手と胸を合わす形となり、じりじりと後退して土俵を割った。
大阪随一の進学校、大阪星光学院から千葉大を経て、今年春場所に初土俵を踏んだ。夏場所の序ノ口デビューから3勝4敗、5勝2敗、5勝2敗、3勝4敗で今年の本場所を終えた。
1勝2敗から巻き返すも、一歩届かなかった朝力丸。「厳しかったですね。悔い、楽しさ、悔しさ…いろいろな感情が出た場所でした。課題がいろいろ見つかって、自分に甘い部分もあったので、来年はもっと頑張りたい」と前を向いた。





