橋本壮市「未練はない」パリ五輪銅メダリスト引退会見 今後は後進育成へ「選手の実力を最大限にできる指導者に」
13日に現役引退を発表したパリ五輪柔道男子73キロ級銅メダルの橋本壮市(34)=パーク24=が20日、都内で会見を開き「強さだけを求め続けた柔道人生だった。(五輪)金メダルしか見ていなかったので悔しさはあるが、全身全霊をかけて臨んだ五輪だったので未練はない」と、晴れやかな表情で振り返った。
6歳から競技を始め、五輪2連覇の大野将平と同級生。五輪は16年リオデジャネイロから2大会連続で逃したが、パリ五輪で初出場を果たすと、日本選手最年長記録となる32歳でメダルを獲得した。
今後は海外での指導を視野に入れつつ、所属で後進育成に励む。地元の静岡県では小学生の国際大会開催も計画中だ。「選手の実力を最大限にできる指導者になりたい」と次のステージを思い描いた。





