元日本代表・宇佐美大輔顧問 体罰で懲戒免職「ばか」暴言も バレー強豪・雄物川高
秋田県教育委員会は７日、「春高バレー」と呼ばれる全国大会常連の県立雄物川高男子バレーボール部で、部員に暴力を振るったり暴言を吐いたりしたとして、顧問の宇佐美大輔教諭（４６）を懲戒免職処分とした。宇佐美氏はバレーボール元日本代表。
県教委によると２０２３年４月ごろから今年９月まで、複数の部員に対して平手や拳でたたいたり、腹を蹴ったりする体罰をした。「ばか」「おまえのせいで負けた」などの暴言も吐いた。現在の部員３１人のうち１４人が体罰、１３人が暴言の被害を訴え、宇佐美氏はそれぞれ１１人、１２人について認めた。
宇佐美氏はセッターとして活躍し、０８年の北京五輪に出場した。１４年から同校バレー部の顧問を務めていた。
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