柔道 阿部詩の歯の悩み「親知らず4本生えてて」「いつ抜こうか悩んでいる」兄・一二三とベストスマイル賞受賞

 柔道で、男子66キロ級五輪2連覇王者の阿部一二三(28)と、今夏の世界選手権女子52キロ級金メダルの阿部詩(25)=ともにパーク24=が、今年最も笑顔が輝いている著名人に送られる「ベストスマイル賞」(社団法人日本歯科医師会選定)に選出された。

 6日は、都内で行われたベストスマイル・オブ・ザ・イヤー授与式に出席。歯を1日に3~4回も磨くと明かした一二三は「日々の歯のケアと笑顔を認めていただけてうれしい気持ち」と喜び、毎日のフロスをかかさない詩は、「日頃から笑顔を欠かさずに、これからも頑張りたいと改めて思った」と実感を込めた。

 スポーツと歯は密接な関係があり、満足のいく食事をすることはもちろん、かみ合わせによっては力の入り具合も変わってくる。“柔道に関して歯を意識していること”を問われると、詩は「親知らずが4本生えていて、いつ抜こうか悩んでいる。今は痛くないけど、生えてくるときが痛くて…」と悩みを告白。日本歯科医師会の瀬古口精良副会長からは「かかりつけ医で抜く時期を選んで抜いていただければいいかなと思う」とアドバイスを送られていた。

 また壇上では「あいうべ体操」を実戦。「あ、い、う」では文字の通りに口を大きくあけ、「べ」では舌を出すストレッチ。照れくさそうにしながら全力で披露し、詩は「みなさんの前でやるのは恥ずかしさはあるんですけど、今後もこれからもやろうと思います」と顔を赤くした。

 完璧な口腔(こうくう)ケアから競技のコンディションを整え、グランドスラム東京大会(12月、東京体育館)に照準を合わせていく。世界選手権を制している詩は、優勝すれば26年世界選手権の代表に内定。一二三は銅メダル世界選手権以来の国際大会に臨む。一二三は「暮らしも歯磨きも丁寧に」とイベントにちなんで意気込み、詩は「歯も心も技も毎日欠かさずに磨き続ける」と白い歯を見せた。

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