2025.11.04

フィギュアスケート　三浦佳生がＧＰから帰国　再起の銅メダルに「自分の中で希望が見える試合だった」

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　フィギュアスケート男子でグランプリ（ＧＰ）シリーズ第３戦・スケートカナダで銅メダルを獲得した三浦佳生（２０）＝オリエンタルバイオ・明大＝が４日、開催地のカナダ・サスカトゥーンから羽田空港に帰国した。「自分の中で希望が見える試合だった。演技の前から自信があったというか、今回はいけるんじゃないかという感じがあった。良い感覚のまま終えられて良かった」と振り返った。

　ＧＰ初戦だった１０月のフランス大会では不振に陥り１０位。今大会も、その不安がぬぐえず、「カナダに来て、正直最初は早く帰りたいという感じだった」という。それでも、目指している来年２月のミラノ・コルティナ五輪への思いは強い。「ここで頑張らないと、オリンピックの代表選考から漏れるだろうなって。ここが踏ん張りどころだと思って頑張った」。スイッチを入れ直し、表彰台に上った。

　五輪出場権をつかむため、今度は１２月の全日本選手権へ向かう。「ここから追い込んで、ベストの姿でいけるように」と力を込めた。