紀平梨花・西山真瑚ペアは3位 技術点足りずミラノへの道は消滅「30年の五輪に向けて努力を重ねたい」

 「フィギュアスケート・西日本選手権」(2日、木下カンセーアイスアリーナ)

 12月の全日本選手権の予選会として行われ、アイスダンスのフリーダンス(FD)では、リズムダンス(RD)2位だった紀平梨花(23)=トヨタ自動車、西山真瑚(23)=オリエンタルバイオ=組が合計136・74点で3位に入った。RD首位の櫛田育良(18)=木下アカデミー、島田高志郎(24)=木下グループ=組合計159・21点で優勝した。

 ペア結成1カ月の紀平、西山組にとってはほろ苦いFDとなった。「もののけ姫」の繊細な音楽に合わせて、強さと美しさを目指したプログラム。しかしFD4位で、RDから順位を下げた。西山は「二つ目のコンボリフトで少しポジションがぐらついた」と、ミスがあったと振り返った。アイスダンス初挑戦の紀平は「悔しいが、試合の感覚はいい状態に持っていけた」と前を向いた。

 今大会で全日本選手権への出場資格は得られたが、RDとFDの技術点合計が国際大会「ゴールデンスピン」(12月)の派遣基準に満たず、来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪への道はなくなった。紀平は2021年に右足首を負傷し、22年北京五輪を断念してからの再出発。「この大会に出られたのが奇跡。30年の五輪に向けて努力を重ねたい」と話した。

 自身にとって3年ぶりの公式戦表彰台となった。「懐かしい感覚があった」と率直な感想をもらし「でも、うれしいより悔しいのほうが強かったので、よりきもちが引き締まるし、全日本でミスのないように頑張りたい」と話した。

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