三宅咲綺がトリプルアクセル成功でガッツポーズの2連覇 国内上位へ「食らいついていきたい」

 「フィギュアスケート・西日本選手権」(1日、木下カンセーアイスアリーナ)

 12月の全日本選手権の予選会として行われ、女子フリーでは、ショートプログラム(SP)で2位の三宅咲綺(22)=シスメックス=はフリー143・54点の1位で合計209・41点をマークし、昨年に続き2連覇した。SP首位だった山下真瑚(22)=中京大=がフリー2位の合計196・12点で2位。同3位の三原舞依(26)=シスメックス=はフリーも3位で合計172・66点で3位となった。

 三宅は冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を降りると、その後も3連続ジャンプなど全てのジャンプを成功させた。終了後には氷の上でガッツポーズで喜びを表現した。

 フリーの143点台に「今まで130点も出したことがなかったのに、急に140点が出て驚き」と目を丸くした。10月から4週連続で公式戦に挑んでおり、3大会連続でトリプルアクセルを成功させた。「しんどかったが、ここの力に生きてきた」と手応え。「これまでグランプリシリーズも見てきて、みんなトリプルアクセルを跳んですごい。自分も頑張ってきたので、チャレンジするつもりで食らいついていきたい」と国内での上位を見据えた。

 全日本選手権に向け「支えてくださった方々に恩返しの滑りをしたい。調子が良ければSPからトリプルアクセルも入れたいが、先生と相談したい」と意気込みをみせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス