駒大のエース・佐藤圭汰は7区 2年ぶり17度目優勝へ藤田監督「何より佐藤圭汰が戻ってきた」

 全日本大学駅伝(2日、熱田神宮~伊勢神宮)の監督記者会見が1日、名古屋市内で行われた。2大会ぶりの優勝を狙う駒大・藤田敦史監督は、目標を「出雲からの巻き返し 優勝」とパネルに記し、「全日本と箱根の2冠を達成したい。誰を使っても遜色ない走りができる自信が今回はある。何より佐藤圭汰が戻ってきた。相性が良い全日本で17度目の優勝を狙って準備してきた。頑張りたい」ときっぱりと言い切った。

 ケガのため出雲駅伝を欠場していたエース・佐藤圭汰(4年)が復帰する。6月に恥骨の炎症が発覚。同じ場所をけがするのは2度目だったといい、大八木総監督の下で慎重に調整してきた。夏の合宿にも別メニューに取り組み、9月ごろから少しずつ練習の強度も上げた。

 出雲駅伝には間に合わなかったが、その後は順調に回復。指揮官は「本人の中出は7割とかそのくらいの状態ではある」というが「(佐藤は)『前半区間のスピード区間に入るよりも後半区間で押していく区間の方が、自信がある』ということだったので、自信をもって配置をした」とエース区間の7区(17・6キロ)に投入した。「2分50秒くらいのペースでいけば、大体49分後半から50分くらいで行く計算。その状態までは戻っている」と話した。

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