自転車 佐藤水菜 2年連続世界一もロス五輪へ危機感「強豪国は五輪で人が変わる」
自転車トラックの世界選手権の女子ケイリンで2連覇を果たした佐藤水菜(26)=神奈川・114期=が30日、都内で会見を行い、「まさか取れるとは思っていなかった。うれしい」と喜びを語った。
昨夏のパリ五輪はスプリント10位、ケイリン13位だったが、その後の世界選手権で金メダル獲得すると、続く今大会では2連覇を達成。スプリントでも銀メダルを獲得した。
28年のロサンゼルス五輪へ好スタートを切る結果だが、本人は「強豪国は五輪で人が変わったようなパフォーマンスをする。五輪のメダル争いに加われるかと言われると(今の)自分は無理」と危機感を示した。「今回メダルを取れたことで気が引き締まった。もっと強くならないといけない」とかぶとの緒を占めた。





