男子オムニアム・窪木一茂が銀メダル 最年長36歳が大仕事!日本男子では過去最高 ロス五輪へ収穫大「自信付いた」
「自転車トラック種目・世界選手権」(25日、サンティアゴ)
男子でオムニアムの窪木一茂(日本競輪選手会)が銀メダルを獲得した。今大会の日本勢のメダルは2個目。スプリントの太田海也は準々決勝で敗退した。中石湊は1回戦で敗れ、中野慎詞(以上日本競輪選手会)は予選落ちした。女子はマディソンの内野艶和(日本競輪選手会)垣田真穂(早大)組が5位に入った。4000メートル個人追い抜きの池田瑞紀(早大)は20位だった。
日本勢最年長の窪木が大仕事をやってのけた。4種目で争うオムニアムで、日本男子では過去最高の2位。「喜びは少ない。やはり1位が良かった」と貪欲な言葉に36歳にして世界で活躍できる理由をうかがわせた。
3種目目で腰痛を発症しながらも、2位で最終種目のポイントレースに臨んだ。メイン集団に1周回差をつけて追い付く「ラップ」に成功。得点が2倍になる最終周回も力を振り絞って得点し、優勝者とは2点差に迫った。2028年ロサンゼルス五輪へ向けて収穫大。「自信は付いた。五輪のない年でも強くないと」と手応えを口にした。





