大の里&豊昇龍2連勝 大の里「思いを込めて残り3日間やっていく」 日本文化の発信拠点「ジャパン・ハウス」でイベントにも出席
大相撲のロンドン公演2日目は16日、ロイヤル・アルバート・ホールで行われ、両横綱は大の里が豪ノ山を寄り切り、豊昇龍が関脇霧島を送り出して、ともに2連勝とした。霧島は初黒星を喫した。両小結は高安が欧勝馬を突き出し、安青錦が阿武剋を寄り切って2連勝。関脇若隆景は阿炎をつり出して初白星を挙げた。平幕では若元春、金峰山らが2連勝とした。公演は19日まで開催され、5日間の成績で優勝を争う。
大の里は危なげなく2連勝とした。34年ぶりのロンドン公演でも、優勝争いの中心はこの人だろう。「初めて相撲を見る方ばかりだと思う。自分自身、思いを込めて残り3日間やっていく」と決意を口にした。会場入り前には、日本文化の発信拠点「ジャパン・ハウス」でイベントに出席。日本相撲協会の看板力士として行事への参加が多く、公演中も多忙な日々が続く。「これも横綱として来たからこそ。ありがたいし、こういうことに慣れていかないといけない」と自覚を示した。





