大坂なおみ 園部に貫禄!ストレート勝ち 自信を持つサーブで主導権「世界でもベストのうちの一つだと思っている」
「女子テニス・木下グループ・ジャパン・オープン」(13日、モリタテニスセンターうつぼ)
開幕し、シングルス1回戦で世界ランキング16位の大坂なおみ(27)=フリー=が、17歳の園部八奏(わかな)=IMG=に6-0、6-4でストレート勝ちして2回戦に進んだ。日比野菜緒(ブラス)はオルガ・ダニロビッチ(セルビア)に、内島萌夏(安藤証券)はソラナ・チルステア(ルーマニア)にそれぞれ屈した。
力強く、危なげないプレーで17歳のホープを退けた。大坂は「世界でもベストのうちの一つだと思っている」と自信を持つサーブで主導権を握り、ストレート勝ち。1月の全豪オープン・ジュニア王者で、プロ転向したばかりの園部に格の違いを見せつけた。
出産を経て昨年1月にツアー復帰。今夏の全米オープンで4強入りし、本来の力を取り戻してきた。190キロ台の強烈なサービスエースを連発し第1セットを6-0。第2セットの第4ゲームで初めてブレークを許したが、第5ゲームで挽回。ストロークでも崩れず、深いショットを打ち込んで圧力をかけ続けた。
大阪は3歳まで育った出身地で、大会期間中の16日に28歳となる。「年を取った感覚が強い」と苦笑しながら「誕生日の週なので、たくさん応援に来てくれたらうれしい」と地元ファンへのアピールも忘れなかった。





