大坂なおみ 故郷大阪で復活描く「帰ってくることができてうれしい」13日の初戦は17歳の新鋭・園部八奏との注目対決

 大会への意気込みを語る大坂なおみ
 大会への意気込みを語る大坂なおみ
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 女子テニスの木下グループ・ジャパン・オープン女子シングルス本戦のドロー(組み合わせ抽選)が12日、会場のモリタテニスセンターうつぼで行われ、第1シードで世界ランク16位の大坂なおみ(27)=フリー=の初戦(13日)は、今年の全豪オープン・ジュニア覇者の園部八奏(わかな、17)=IMG=に決まった。

 大坂にとって、今大会は17年以来8年ぶりの出場。前回出場時は東京開催だったが、今回は3歳までを過ごした生まれ故郷の大阪での開催。そして会場の靱公園は、自身がテニスを始めた原点の地でもある。同会場で開催された19年の東レパンパシフィックオープンでは凱旋Vを飾っている。「帰ってくることができてうれしく思う。とてもたくさんのいい思い出がある。プレーする姿を見てエンジョイしていただけたら」と日本のファンに呼びかけた。初戦で対戦する園田の存在については知らなかったと明かした。

 23年に第1子を出産して24年に戦線復帰。当初は「自分の体の中に自分がいないような感覚」と調子を取り戻すことに苦戦したが、9月の全米オープンで復帰後初めて4強に進出。「2大会(今回と東レパンパシフィックオープン=10月20日開幕、有明コロシアム)でいい結果を残して、来年の全豪オープンに向かいたい」と復活を描く。

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