B2神戸が連勝で開幕節飾る 古巣・福井相手に活躍の木村圭吾「絶対負けられないと思っていた」
「りそなBリーグ2部、神戸91-85福井」(5日、ジーライオンアリーナ神戸)
神戸が福井に連勝し、開幕節を2勝で飾った。
序盤からのリードを守り切った。NBAレーカーズの八村塁を兄に持つ阿蓮(25)が第2Q2分過ぎから、フリースロー1本を含む4連続得点。点差を33-30から40-30まで広げた。後半は木村圭吾(24)が3ポイントシュートを量産し、相手の追い上げを阻んだ。
昨年まで福井に在籍した木村は「開幕の相手が福井と聞いた時は燃えたし、絶対負けられないと思っていた。(心境は)複雑だったが、ファンのみなさんが温かく迎えてくれて、声援も響いていた。敵にすると怖いと改めて思った」と振り返った。勝利に貢献した点については「自分はいい意味でも悪い意味でも波がある。シュートが入ったら次もあるので打ちたいというのがあった。(シュートが決まって)乗っているし、ここで流れを作りたいというのでシュートにいった」と話した。
前日の8759人に続き、この日も8370人が来場した。13得点でチームをけん引した主将の寺園脩斗(31)は「2試合とも8000人超の人に来てもらい、その人たちにバスケットボールは面白いというのを見せないといけない。兵庫県でバスケットは、他のプロスポーツに比べて知られていない。初めて来てくれたお客さんも多いと思う。その方々に、また来たいと思ってもらえるようにしたい。そういう意味でいい試合ができた」と手応えを口にした。





