元宝富士が引退会見「やりきったので悔いはない」“角界のマツコ”の愛称に感謝「注目してもらい、ありがたかった」

 元関脇宝富士の桐山親方(38)が2日、都内で引退会見。「やり切ったので悔いはない。体が限界」などと、時折笑みを浮かべて語った。

 タレントのマツコ・デラックス似で“角界のマツコ”と親しまれたことには「注目してもらい、ありがたかった」と感謝。断髪式に「来てほしい」とラブコールを送った。

 初土俵から16年半、1398回連続出場を「毎日コツコツとやってきた。引退するまで休まない、と決めていた」と胸を張った。稀勢の里(現二所ノ関親方)、豪栄道、栃煌山らと同じ昭和61年度生まれ「花のロクイチ組」最後の関取。「ライバルだったが、年を重ねて仲間意識が出てきた」と述懐し、思い出の一番に、稀勢の里に勝った14年秋場所を挙げた。

 142年続く青森出身幕内力士の系譜にも貢献。「記録をつなげられたのは誇り」と語った。

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