ワリエワが競技復帰か 露報道「キャリアを再開する予定」 ドーピング問題の資格停止処分が12月に解除
フィギュアスケート女子最高得点保持者で、ドーピング問題で資格停止処分となっているカミラ・ワリエワ(19)=ロシア=が処分解除後、競技復帰する見込みであると複数のロシアメディアが報じた。ワリエワは22年2月の北京五輪期間中にドーピング問題が発覚。禁止薬物トリメタジジンを使用したとして、WADAから4年間の資格停止処分を受けた。
同処分は12月に解除されるが、国営通信社「タス通信」は「ワリエワは五輪金メダリストのタチアナ・ナフカのスクールからキャリアを再開する予定だと関係筋が語った」と報じた。「スポルトエクスプレス」によると、ワリエワは10月25日から正式にトレーニングを再開できるが、今季のロシア選手権や国内GPシリーズには出場できない。
ワリエワは処分前はエテリ・トゥトベリーゼ氏の指導を受けて頭角を現し、21年にシニアデビュー。複数の4回転ジャンプと表現力を武器に、快進撃をみせ、ロシア杯で現在も世界記録である合計272・71点をマークした。北京五輪ではドーピング問題の影響もあり、精彩を欠いて4位だったが、処分の確定により成績を抹消された。





