B2神戸が必勝祈願 Bプレミア参戦前最後のB2シーズン 寺園主将「優勝という形で終われるように」

 必勝祈願を行ったB2神戸。前列左から1人目は寺園主将
 シーズン優勝を願うB2神戸。左から 八村阿蓮、谷直樹、(中央の柱を挟んで)渋谷社長と川辺HC
 祈願を行う前に手を清める選手、スタッフら
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 バスケットボールBリーグ2部(B2)の神戸は29日、神戸市中央区の生田神社で必勝祈願を行った。26年秋から参戦が決まっているトップカテゴリーのBリーグ・プレミアを前に、今秋開幕するB2ラストシーズンでの優勝を願い、選手12人と渋谷順社長、川辺泰三ヘッドコーチらスタッフが参加した。

 必勝祈願後は渋谷社長、川辺HCに加え、共同主将のPG寺園脩斗が取材に応じた。西宮市から23/24シーズンに神戸に本拠地を移転して3年目。渋谷社長は「もっとたくさんのファンの皆様に会場に足を運んでいただきたいと思っている。フロントも含めて誰もが神戸ストークスを知ってるよと言っていただけるチームになって、開幕、シーズンを戦っていきたい。徐々にファンの方々が増えていく感じになるかもしれないが、それが達成できるように良いゲームを続けていくシーズンにしたい」と新シーズンへの意気込みを語った。

 B1北海道から開幕前に移籍してきた寺園は「やっぱり新天地ということで今まで違った雰囲気もあるし、いい緊張感もある。まずはチームとして残りの練習期間でいい準備をして、自分たちが満足いく形で開幕戦を迎えられるように。この一週間準備したい」と、ホームのジーライオンアリーナで行われる10月4日の福井との開幕戦に向けて力を込めた。

 B1経験者でB2での戦いは初めて。神戸での生活にも「住みやすいし、ご飯もおいしいし、いい街。あまり家族で外に出ないが、よく行くのはこべっこランドですかね。子どもを連れて(笑)」と馴染んできた。プレミア参戦前のラストシーズン。「最後に優勝したチームというのはこれから語り継がれていくと思う。優勝という形で終われるように、最善を尽くしたい」と最後のB2で歴史を作って、プレミアに乗り込む。

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