徳之武蔵が自身初の幕下ストレート給金!元横綱武蔵丸から初の関取へホープが復調

 下手投げで清水海(左)を破った徳之武蔵(撮影・園田高夫)
 清水海(右)を下手投げで破った徳之武蔵(撮影・佐藤厚)
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 「大相撲秋場所・8日目」(21日、両国国技館)

 東幕下41枚目の徳之武蔵(25)=武蔵川=が清水海(境川)に勝ち、無傷4連勝で勝ち越しを決めた。清水海は3勝1敗。

 最初の相撲は土俵際で一本背負いを決められたが、物言いの末に同体で取り直しとなった。右を差して寄り進み、振り回して粘る相手に、引き倒すような下手投げを決めた。「体が動いてくれた。勝ちたかった。とにかく前に出ました」と振り返った。

 幕下でのストレート給金は自身初。今場所から幕内獅司(雷)の付け人を務める。「場所前の出稽古で胸を出してもらいました。いい稽古になって、今場所生きていると思います」と話した。

 自己最高位は昨年夏場所の西幕下5枚目。武蔵川親方(元横綱武蔵丸)が師匠となって以来、部屋初の関取誕生の期待がかかったが、故障で番付を下げていた。復調したホープは残り3番に向け「頑張ります」と話した。

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