男子400mリレー バトンミスで失格の南アフリカが救済措置で再レース イタリアと接触 38秒34以上なら9番目のチームで決勝へ
「陸上・世界選手権・男子400メートルリレー予選」(20日、国立競技場)
予選2組でバトンミスにより失格となったパリ五輪銀メダルの南アフリカは救済措置で再レースが行われることになった。
予選で南アフリカは1走と2走でバトンがつながらず、選手は呆然となっていた。大会の発表では「イタリアと南アフリカが接触アクシデントがあったため、南アフリカに追加の機会を与えることを決めました」とされ、21日午前10時33分から予選と同じメンバーで再レースを行う。南アフリカが決勝8位のタイム、38秒34以上を記録すれば、決勝に進出。9番目のチームとして1レーンを走るという。
予選は波乱続きで、1組では今大会100メートルで金、銀メダルを獲得したジャマイカが、アンカーの100m銀メダリスト・トンプソンがバトンを落とす痛恨のミスで失格となる衝撃の波乱があった。2組でも南アフリカとともに、パリ五輪銅メダルの英国も3走とアンカーでバトンがつながらずに散った。東京五輪金メダルのイタリアも2組6着で敗退となった。
有力チームの敗退に、国立にもどよめきが起こった。
また男子1600メートルリレーでも米国とケニアがザンビアの妨害を受け、救済対象に。21日午前10時40分から再レースを行い、勝った方が決勝に進む。





