世界陸上 17年ぶり涙の日本記録更新→ロス五輪の新星に急浮上「本当に走っていて幸せだった」驚異的なレースを回顧
開催中の世界陸上・女子3000メートル障害で日本記録を塗り替えた斎藤みうが17日、自身のインスタグラムに新規投稿。大会公式インタビューを引用する形で、「お祭りのような雰囲気だった」と振り返った。
「ずっと応援が聞こえていて、本当に走っていて幸せだなと思いました」と斎藤。「日本記録で感謝っていう気持ちが少しでも伝わっていればいいなと思います」と語り、「世界で活躍する選手になるために、もっと力をつけていかないといけないなと思いました」と決意を込めた。
同種目の日本勢で初めて世界選手権に出た早狩が、2008年7月につくった記録を9秒21も更新。予選で敗退となったが「自分の力を出し切れば、良い結果はついてくると思っていた。仲間たちのおかげでここで走ることができた」とレース後は感謝の気持ちに涙が止まらなかった。
予選3組の12人の中で、持ちタイムは12番目だった。初めて経験する世界選手権で、決勝進出ラインの5着からは9秒以上遅れて6着となったが17年ぶりの記録更新。ロサンゼルス五輪へ大きな一歩となり、「また日本記録を更新して、世界と戦える力をつけていきたいと思います」と前を向いた。
◇斎藤みう(さいとう・みう)2002年6月22日、静岡県出身。伊豆中央高から日体大に進学し、今年からパナソニックに所属。5月のアジア選手権は4位。7月の日本選手権では準優勝した。好きな芸能人は「Stray Kids」。休みの日はアニメを見て過ごす。168センチ。





