ディーン元気「恐怖心があった」と腰椎骨折で予選敗退 7月には“手負い”で自己ベスト更新も
「陸上・世界選手権・男子やり投げ予選」(17日、国立競技場)
3大会連続出場のディーン元気(33)=ミズノ=は決勝進出を逃した。試合後に腰椎を骨折していたことを明かし「恐怖心があった」と振り返った。
「多分ずっと折れていた」と昨年の冬頃から痛みを抱えていたという。“手負い”の中でも競技を続け7月の日本選手権では84メートル66で自己ベストを更新。不屈の精神を見せていたが8月にフィンランドで検査した際、骨折が判明したという。
本番まで反復練習ができず。私生活に支障はなかったが、7月の日本選手権後に初めて練習で投げたのは先週のことだった。その練習でも「ガツンと入った時に動いたら痛いんだろうな」と恐怖心を払拭しきれず。「自分的には次のレベルが見えてきている最中だったので、準備が間に合わなくて悔しかった」と肩を落とした。





